淡路の福良の人形浄瑠璃のチケットをもらった。傾城阿波の鳴門の巡礼お鶴の段を見に行く。おいしいお昼をどこで食べるかを、さんざん研究して、港町なのに魚ではなく豚カツという選択に至った。
その店はカフェというよりトンカツ専門店のような感じ。使用されている豚は地元南あわじのサングリエ牧場の金猪豚(ゴールデン・ボア・ポーク)またの名を「淡路いのぶた」またの名を「淡路島ポーク」という。猪・黒豚・デュロック・ゴールデン神出との4元交配により生まれたイノブタ。
肉質が軟らかく、脂肪が甘く、融点が低い、不飽和脂肪酸のオレイン酸の含有量が多い。通常の豚の肥育期間が6か月であるところを、生後6か月以降は抗生物質の投与をせず、さらに3ヵ月間肥育しているという。
小雨の降る日曜日のお昼時、地元の人と、大きな旅行カバンを抱えて旅行に来ている人。若い人、お年寄り、家族、カップル、女子旅の方で全部の席が埋まっていた。注文の品が出てくるまで、長い時間が流れたが、とても居心地のよい店だった。庭には白い梅の花が咲いていて、大学生がつくった冊子を読んだ。
「ちりめん」と「かえりちりめん」の間にかえりが多く混ざったちりめん「かーちー」とかえりの混ざりの少ない「ちーかー」があると書いてあった。おもしろい。
0 件のコメント:
コメントを投稿